この焦点調節のトレーニングはピントあわせのトレーニングに加え、合わせた視点を維持する力を鍛えます。このトレーニングは前にお話した2つのトレーニングの仕上げみたいなものです。
まずは遠近法です。部屋の中で近くのものと遠くのものを探し、みるものを決めます。その2つを最初はゆっくり、だんだん早く交互に見ます。見るときのポイントはただ見るだけでなく両方のものにきちんとピントが合ってから、次を見るということです。このトレーニングは内眼筋を鍛えます。
次に遠くのものを一瞬見て目を3秒間閉じます。そのあと目をあけてすぐ遠くのものにピントがあっていれば、焦点を調節し頭の中で維持できているということです。だんだん目を閉じている時間を長くして焦点を合わしていきます。 次に紙に大小の数字をバラバラに書きます。この数字を適当に見ていくトレーニングです。
人間の脳は大きな字は近くにあると思い小さな文字は遠くにあるものと錯覚します。この錯覚を利用して平面上でも遠近法のトレーニングをします。すばやく数字をみることで脳内を直接刺激して、距離感を強化していくのです。
穴の開いているところを見る視力表をもし持っている人はそれを使ってください。持っていない人がほとんどだと思いますので、大きめの文字の雑誌やカレンダーを壁に掛け本などを手に持ちます。息をまず吸い、息を吐きながら文字を読んでいきます。遠くのものと近くのものを交互に見ていきます。息を吸うとき交換神経が働き緊張します。逆に行きを吐くときは副交感神経が働きリラックスします。息を吐くときにものを見ると目の奥まで光が入る状態になるので、目を活性化します。
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